2025.9.12
- 活動成果紹介
地域モビリティに関する対話ツール「モビろく」
この街では、沢山のハプニングが起きます。「モビリティ」は、天候や社会情勢、個人の状況、資源制約など、様々な事象から影響を受けています。
巻き起こるハプニングを乗り越えながら、ゴールまでいち早くたどり着いた人の勝ち!
奥深い「交通」の世界を、ゲームで楽しみましょう!
誰でも簡単に、ダウンロード・印刷してご利用いただけます。
本ページのダウンロード申込フォームよりご申請ください(無償)。
- 用意するもの
〈ダウンロード可能〉
・マップ/1枚
・カードシート/1枚
・ゲームカード/トリップカード、バツカード、ハプニングカード、チョイスカード
〈各自用意〉
・こま/人数分(最大5名)
・コイン/100枚程度
- 準備
全員に20コインづつ配り、ゲームカードをセット
- ゲームの流れ
①ハプニング発生
手元のハプニングカードから1枚を出し、効力発生
②トリップカード選択
ハプニングを受けながら、シート上のトリップカードより、所持しているコインの範囲内で一枚選ぶ。一斉に一枚を選ぶが、複数人が同じものを同時に選択することはできない。
③ 移動
選択したトリップカードの内容に応じて移動。公共タイプ・シェアタイプは、最も選ばれた場合、カードシート上の×カードを一枚除き、次ターンでの選択肢が増える。最も選ばれなかった場合は×カードを追加する。
次のターンを①から始める
- 勝敗
ゴールに着いた順に勝敗が確定。
専門家がいる場合、感想戦を通じて、どのような場面で何が起きたかを振り返ると、より理解が深まる。
第20回日本モビリティ・マネジメント会議(JCOMM)にてモビろくを紹介します【詳細はこちら】
交通すごろく「モビろく」とは
地域の移動のあり方を描く際、移動を取り巻く様々な事象を共有できていることは、重要な下地になります。「ハプニング」を通じて、これら事象に自然と気づき・共有できる「モビろく」は、地域ビジョン形成の牽引役として、誰でも一定の対話を引き出せるツールとしてお役立ていただけます。
- 交通計画学的視点、交通経済学的視点を盛り込んでいます。
- 現実にあるようなモビリティの活用の仕方や、その結果として生じるまちや個人の変化(選択肢の増加、移動や生活への制限)を再現しています。
- ゲームで遊びながら、自然と地域の公共交通を考える下地をつくることができます。
「モビろく」に織り込まれた要素
- 共有地の悲劇:選べる交通手段に限りがある。複数人の同時選択不可。
- 中長期的な衰退・発展:公共交通等を皆が選ばないと、徐々に選択肢が減り(=衰退)、次第に選べなくなる
- 他者のための行動:他者を乗せて資金獲得、他者と資金を出し合い衰退した手段を回復
- 都度変わる移動制約:様々なハプニングカードが選択肢に影響(天候・健康・社会情勢など)
モビろくを第20回日本モビリティ・マネジメント会議(JCOMM)にて紹介
- 第20回日本モビリティ・マネジメント会議(JCOMM) [公式サイト]
- 開催日
- 2025年9月12日(金) – 13日(土)
- 会場
- 北海道札幌市 札幌コンベンションセンター
- 主催
- (一社)日本モビリティ・マネジメント会議
モビろくのツール(ダウンロード素材)
- マップ:A3片面
- カードシート:A3片面
カードシートの使用イメージ
- ゲームカード:A4両面、カット必要
- (A-oneマルチカード51003に印刷すると、手でカットできます)
問い合わせ先 info-mymobi@mirai.nagoya-u.ac.jp
2025/09/12 公開