2025.9.17
- イベント
研修会「EDRデータの交通事故紛争実務への活用」(主催:日弁連交通事故相談センター 愛知県支部)
公益財団法人日弁連交通事故相談センターの愛知県支部では、業務知識の向上などを目的とした研修を弁護士向けに実施しています。通常は弁護士会会員向けの研修会ですが、今回は一般の方にも参加いただけます。
近年、自動車業界では、CASEという言葉に代表される目まぐるしい技術革新が進んでおり、移動に新たな価値を与えるサービスが生まれはじめています。このような業界の変化に伴い法制度も毎年のように改正されています。しかし、交通事故紛争の現場は、必ずしもこのような状況変化を取り入れて進化しているとは言えません。
今回は、交通事故発生時の車両の挙動や制御に関する情報(速度、加速度、ブレーキ操作、シートベルトの状態など)を記録するイベントデータレコーダー(EDR)を交通事故紛争でどのように活用するかをテーマに開催します。
EDRによる交通事故解析の第一人者である、交通安全研究所 首席研究員・交通事故総合分析センター 特別研究員である、工学博士の松村英樹先生をお招きし、EDRデータなどを活用した交通事故の再現方法に関する研究および交通事故の解析に関してご講演いただきます。
また、EDRの交通事故紛争実務への活用事例について、日弁連交通事故相談センター愛知県支部委員の長谷川知正弁護士よりご報告いただきます。
EDRデータによる交通事故解析の理解を深めるとともに、交通事故紛争実務でどのように活用するかを検討する機会となります。
みなさま、ふるってご参加ください。
本研修会のポイント
- EDRデータに関する理解を深めるほか、EDRデータなどを活用した交通事故の再現方法に関する研究及び交通事故の解析について解説します。
- 交通事故紛争におけるEDRデータの活用に関する検討報告をします。
- 開催日時
令和7年10月6日(月) 14:00~16:00
- 視聴方法
Zoomによるウェビナー(申込者に参加のためのURLをお送りします)
- 申込方法
愛知県弁護士会会員の方とそれ以外の方とでは、方法が異なりますのでご注意ください。
●弁護士会会員:愛知県弁護士会会員ホームページ
「行事一覧>研修カレンダー」からお申し込み
●一般の方 :申込フォーム(先着順)
- 講師
松村 英樹氏
独立行政法人自動車技術総合機構 交通安全研究所 首席研究員/
公益財団法人交通事故総合分析センター(イタルダ) 調査部特別研究員長谷川 知正氏
日弁連交通事故相談センター愛知県支部/弁護士
- 主 催
日弁連交通事故相談センター 愛知県支部、
地域を次世代につなぐマイモビリティ共創拠点(名古屋大学)
- 後 援
東海国立大学機構 名古屋大学 未来社会創造機構 モビリティ社会研究所(GREMO)
プログラム ※敬称略
開会の挨拶
- 主催者挨拶
- 西村 俊一 日弁連交通事故相談センター愛知県支部副支部長、弁護士
- 趣旨説明
- 山下 佑司 名古屋大学 未来社会創造機構 客員准教授/
日弁連交通事故相談センター愛知県支部 産学官連携副チーム長/弁護士
研修会
- EDRデータ等を活用した交通事故の再現方法に関する講演
- 松村 英樹 独立行政法人自動車技術総合機構 交通安全研究所 自動車安全研究部 首席研究員/
公益財団法人交通事故総合分析センター(イタルダ) 調査部 特別研究員
- EDRデータを活用した交通事故紛争実務
- 長谷川 知正日弁連交通事故相談センター愛知県支部/弁護士
閉会の挨拶
榎木 貴之 日弁交通事故相談センター愛知県支部 委員会委員長/弁護士
問合せ先
※内容によって、問合せ先が異なりますのでご注意ください。
研修会のプログラムや内容について
愛知県弁護士会 事務局 第3課 市民係
電話番号:052-221-7096
視聴方法について
地域を次世代につなぐマイモビリティ共創拠点
E-mail:info-mymobi@mirai.nagoya-u.ac.jp